高齢化に追いついていない現状

高齢化に追いついていない現状

介護職員初任者研修とは、2013年4月より、これまであったホームヘルパー2級という資格に変わって誕生したもので、変更点として筆記試験に合格をしなければ取得できない資格となっています。介護従事者として働くための第一歩となる資格となっていますが、実際にこの資格が施行されたことで、問題点も浮き彫りになってきたようです。

 

まずは、高齢化社会が激しくなる一方で、介護職員初任者研修の資格を取得する人が、圧倒的に足りていないと言わざるを得ないでしょう。これまでホームヘルパー2級の資格で介護の仕事をしていた人でも、新たに介護職員初任者研修を取得し直さなければ働くことができなくなったという人もいて、こういったことも人手不足を引き起こす要因となっています。

 

また、待遇面においても、不満の声は上がっているようです。肉体的にも精神的でも大変な労力を強いられる職業にもかかわらず、収入や環境が整っていないため、せっかく介護職員初任者研修の資格を取得していたとしても、わずかな期間で辞めてしまうといった人も少なくありません。

 

今後、さらに介護職員初任者研修の資格者に対する需要は高まっていくと思われますが、仕事に定着してもらうためにもまずは職場の環境や待遇を見直す必要があるといえるでしょう。